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福知山落語は平成19年10月に三扇の師匠、桂文枝が創作した落語です。
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平成19年10月、『師匠 桂文枝』が、三扇の地元福知山の落語を創作してくれました。 福知山にある『梅干半十郎観音』を題材にしました。

【梅干半十郎観音のお話】

江戸時代末期、福知山市城主朽木12代目藩主・綱張の頃、全国的な凶作、飢饉となり、福知山の財政は大変苦しくなりました。不況建て直しの為、藩は町民・農民に対し、12か条の倹約令を出しました。倹約令は、大変厳しいものだったので、人々から不平不満がの声が上がっていました。 同じ頃、強盗殺人事件がありました。その事件は、民衆が困窮する中、産物穀物類を一切統制売買し巨利を得ていた『福知山藩産物会所』に押し入り、宿直の男を殺害、奪ったお金は生活に困っている人々に分け与えて逃げました。犯人は、2人。1人は獄死、もう1人の松岡半十郎は、市中引き回しの上、福知山和久市三昧で打ち首になりました。処刑の時、半十郎は、『三味線の糸より細き我命 引き回されて撥(罰)は目の前』と辞世の句を詠み、隠し持っていた一寸八分の観音様を飲み込んで『私の墓へ好物の梅ぼしを持って詣でれば、観音様の御利益で、首から上の病気は必ず治る』と言い残しました。この事件が、きっかけで『市川騒動』が起き、藩の搾取圧政が緩められました。 その後、半十郎は、義賊として和久市に祀られ、大勢がお参りし、お供えの梅干が絶えません。今も『妙徳伴大明神梅干半十郎観音』として崇敬されています。

このお話は、福知山の市史にもある本当にあったお話です。 首から上の具合の悪い人、目、鼻、口、頭?が治るようにお参りにきてみませんか? 薄毛にも効くかも・・・。 落語の演目は、『もの忘れ』。その噺はまた、どここかで聴いてね。

【落語グッズ】
マフラータオルです。スポーツタオルより少し細くて少し長い。首の短い人も頭の大きい人も、首から上に巻いて病気を治しましょう。福知山市観光協会で販売中。(800円)※色は写真と異なることがあります。